オフサイド・トラップ仕掛けました

フォワードは、夢中にボールを追いかける。

ゴールを奪うという目的のそのために、与えられた90分の中で。
もしくは途中出場で、出場時間はわずか10分かもしれない。
3分かもしれない。


今は後半35分くらい

0−0で拮抗している試合。

ファンブルしたボールを奪取したボランチが、前線のフォワードにロングパスを蹴り込む。

走りかけていたフォワードが、その走りに更に力を入れる。


斜めに切れ込み、シュートモーションに入る。

重心を変えて踏み込むと、スパイクのピンによって
芝生が方々に飛び散る。

振り抜かれた右足が、ボールに触れると

瞬く間に鋭い弾道になって、その場から消える。

弾道のいく先に、揺れるゴールネット。

ホイッスルのけたたましい音が割れる声援と混じり、スタジアムで燃える。


シュートをネットにつきさしたフォワードに、チームメイトが寄ってくる。

もう一度ホイッスルが鳴っている。

歓喜の輪が、一瞬固まる。


副審が、右手を高く高くあげている。

それを観て、歓喜の輪は崩れ去り、主審のもとに詰め寄る。

観客は遅れて状況を理解して、ブーイングをするもの

拍手をして喜ぶものに分かれた。

 


ハマったのだ、あの恐ろしきオフサイドトラップに。


絶妙なディフェンスラインの調整により、前線で孤立していたフォワードが
絶妙なハマり方をした。


それが巧妙なディフェンスのプロフェッショナルの技


ディフェンスはハイタッチをして、してやったりだ。

残り10分、ここから流れは一気に
変わり、長い長い試合の結末が訪れた。

 

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オフサイドトラップ


君もいつの間にか、かけられているかもしれない。。


それは音もなく唐突にやってくる。

 

→罠

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